今回は、将棋駒の動き方の解説をするぞ。
ここは、入門講座最大の山場だから頑張ろうね!
ここを乗り越えたらもう入門講座の7~8割は、終わったようなものだよ!
覚えるのは大変とは思うが、将棋をやるうえで絶対に必要な項目じゃ。
頑張って覚えてくれ。
このページは、以下の構成で書いていきます。
通常時の駒の動き方を解説!
弱い駒から紹介していくぞ。
全部で8種類の駒があるから一つ一つ覚えていこう。
①歩
読み方:ふ
正式名称:歩兵(ふひょう)
最弱の駒で、前に1マスしか進めません。
最弱の駒だからといって舐めてはいけないぞ。
上級者になったらワシの言ってる意味がわかるじゃろう。
ラー様の言う通りです!
本当に舐めないで欲しいです!
あと、私のことを、たまに「ひょこ」と呼ぶ方がいますが、なぜでしょう?
色んな呼び方があるみたいだね!
将棋をしない人は、「ほへい」って読む人も多いよね!
でも、将棋をする人の最も一般的な呼び方は、「ふ」だね!
※ちなみに「ひょこ」と呼んでいるのは、私の祖父です笑
②香
読み方:きょう
正式名称:香車(きょうしゃ)
前に何マスでも進むことができます。でも、後ろにはいけません。
俺は、前しか見ねえ!
後ろなんて一切振り返らねぇ!
「やり」と呼ばれることもあるぐらいだ。
職人タイプか!
俺と気が合いそうだな!
③桂
読み方:けい
正式名称:桂馬(けいま)
前方に2マス、左右どちらかに1マスのところに進むことができます。
俺、独特な動きをするだろ!
普通はつまらん!
ぴょんぴょんぴょん!
よ!かつら!
次かつらと言ったら許さんぞ!(怒)
桂馬は、ウサギをイメージすると覚えやすいぞ!
また、飛び越しができる唯一の駒で、将棋の面白さを倍増させている駒だと思っておる。
④銀
読み方:ぎん
正式名称:銀将(ぎんしょう)
横と後ろ以外は、周囲1マス動けます。
羽生さんが一番好きな駒は、銀みたいだよ!
渋い駒だけど、バランスの取れた良い駒だよね!
将棋で課長をしてます。銀です。
羽生さん、私を気に入ってくれてありがとうございますっ!
⑤金
読み方:きん
正式名称:金将(きんしょう)
斜め後ろ以外は、周囲1マス動けます。
私、将棋では、部長をやっております。金と申します。
王様を死ぬ気で守る任務を遂行しております、
よろしくお願いいたします。
金さん、銀さんって社畜なんだ笑
お疲れさん
先ほど紹介した銀と動きが似ているから注意してくれ。
覚え方は、「銀はアメンボ、金はうちわ」じゃ。
金は、他にも郵便ポスト、ガリガリ君などの覚え方があるぞ!
⑥角
読み方:かく
正式名称:角行(かくぎょう)
斜め四方に何マスでも動けます。
動ける範囲を見てわかる通り角は、かなり強い駒だよ!
おいら、最強だべ?
⑦飛
読み方:ひ
正式名称:飛車(ひしゃ)
縦横四方に何マスでも動けます。
しゃしゃんな、角行!
我こそ絶対王者、飛車じゃ!
まぁまぁ喧嘩はやめるんじゃ。
角と飛車は、大駒とも言われていて、本当に強い駒なんじゃ。
これらが盤上で大暴れしたら大変じゃぞ。
⑧王/玉
読み方:おう、ぎょく
正式名称:王将(おうしょう)、玉将(ぎょくしょう)
周囲1マスに動けます。
私が玉だ。
私が取られたらゲームオーバーだ。
ワシが王だ。
ワシが取られたらゲームオーバーだ。
なんで王と玉の2人出てきたの?何が違うの?
意味は、ほぼ同じじゃ。
ただ、王は上位者が使用、玉は下位者が使用するという風習があるぞ。
※王と玉の由来などは、将棋雑学等で詳しく調べて取り上げたいと思います。私も、先ほど軽く調べてみましたが、へー!って感じの内容だったので、気になる方は調べてみてください。脱線する内容なので本講座では省略します。できたらこちらにリンク貼りますね!面白かった記事を共有すると、https://chigai-allguide.com/cw0250/とかです。
やっと終わりましたか!
覚えるの大変だなー
実は、まだ終わりないんじゃ…
え!?
実は、駒は相手の陣地に入ると進化できるんじゃ!
どうやったら駒が成れるのか解説!
上図のように陣地は、自分、相手からみて、それぞれ三段目のことをいいます。
自分の陣地のことを自陣、相手の陣地のことを敵陣、といいます。
敵陣に入ると、駒を裏返して進化することができます。
この駒を裏返すことを、成るといいます。
必ず成らないといけない訳ではなく、成るかどうかは、対戦者が選択することができます。
自陣、敵陣、成るは、将棋用語なのでこの機会に覚えておこう。
将棋用語は、次々回まとめて学ぶが、今覚えておいて損はないぞ!
成った駒の動き方を解説!
で成ると、どう動きが変わるんですか?
基本的には、金と同じ動きになる。
同じように弱い順に見ていこう!
⑨と
読み方:と
正式名称:と金(ときん)
成る前の駒:歩
最弱の歩から、いきなり金の動きになるから大出世だよ!
実は、と金の「と」は金の崩し文字なんじゃ。
彫ってた人が面倒になったようじゃ笑
⑩成香
読み方:なりきょう
正式名称:成香(なりきょう)
成る前の駒:香
⑪成桂
読み方:なりけい
正式名称:成桂
成る前の駒:桂
⑫成銀
読み方:なりぎん
正式名称:成銀
成る前の駒:銀
歩、香、桂、銀は成ると、全て金の動きになるんじゃ。
簡単に覚えられるじゃろ。
成って動きが変わるのは、次の角と飛だけじゃ。
⑬馬
読み方:うま
正式名称:竜馬(りゅうま/りゅうめ)
成る前の駒:角
えー!?強すぎません?
な?おいら最強だべ?
王と角のハイブリッドじゃな。
最強の駒の一つじゃ。
⑭竜(龍)
読み方:りゅう
正式名称:竜王(りゅうおう)
成る前の駒:飛
だから、しゃしゃんな馬!
我こそ、真の最強。
強すぎー--!
王と飛車のハイブリッドじゃ。
文句なしの最強じゃ。
馬と竜どっちも非常に強い駒じゃが、どちらかというとやや竜に軍配が上がるかのう…
飛車と角でもやや飛車の方が価値が高いぞ。
そこまで大きな差ではないがな。
この裏切り者めが…!
クッッ…!
ほら見たことか!
我こそ、真の最強!
竜よ、、動きは確かに最強だが、価値の最強は王じゃ。
勘違いするなよ、
読者の方も王より飛車(竜)を可愛がるなよ。
一番大切なのは王じゃ。
竜が取られても負けではないが、王が取られたら負けだからの。
ウッッ…!
そういうことじゃ!竜。
ワシのために働いてくれ!
なんだこの茶番(笑)
ってことで駒の動きは、以上じゃ。
金と王は、成れないんですか?
良い質問じゃの。
成れないんじゃ。
裏みてもなにも書いてないぞい!
読者のみんな!お疲れ様!
最後に、まとめて終わりにしましょ!
まとめ
このまとめ項目を少しずつスクロールして、動きを頭の中で回答して答え合わせしてを繰り返して覚えていってくれ。
完璧に暗記するまで次には進ませんぞ!
慌てなくて良いからな。
一つ一つ着実に覚えていってくれ。
あと、金と銀の動きはごちゃごちゃになりやすいから間違えないないようにな!
頑張ってくれ!
①歩
成ると…
②香
成ると…
③桂
成ると…
④銀
成ると…
⑤金
成ると…
成れません!
⑥角
成ると…
⑦飛
成ると…
⑧玉
成ると…
成れません!
完璧にマスターできたかのぉ?
あと、駒の価値も押さえといてくれ。
駒の価値は、
歩<香<桂<銀<金<角<飛<王
です。
これも、空で言えるまでしてください!
はい、もう完璧に覚えました!
おつかれ~!!!
このページ覚えること多くてちょっと大変だったよね…
でも、入門講座の一番の山場を乗り越えたよ!
あとは、そんなに難しくないよ!
よし!とりあえずゆっくり休むんじゃ。
リーの言う通りここが入門講座で一番大変なところじゃ。
次は、初期配置を覚えていこう!
次の章は、こちら
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