将棋を始めるなら絶対覚えるべき最低限の将棋用語を集めたぞい!
本当は、もっといっぱい将棋用語はあるんだけど、この入門講座は、将棋で遊べるようになることが目標だから、これを知らないと遊べない!って用語だけを厳選したよ!
このページは、将棋を始めるなら絶対に知っておきたい、これ知らないと遊ぶこともできない本当に最低限の将棋入門用語のみを書いていきます。
なので、完璧に覚えていきましょう!
将棋入門用語
対局:盤に向かい合って将棋を指すこと。将棋の試合のこと。
男の子2人が対局してるね!
局面:将棋の盤面のこと。
初期局面だね!
先手(せんて):先に指す方。
▲とか黒い将棋駒型の五角形が先手マークじゃ。
先手の人が歩を動かしたね!
後手(ごて):後に指す方。
△とか白い将棋駒型の五角形が後手マークじゃ。
後手の人が歩を動かしたね!
指す:駒を動かすこと。
先手が指したね!
取る:対戦相手の駒を取ること。(自分の駒は取れないので注意!)
将棋は、交互に駒を動かすゲームだったね!
先手が角を取ったよ!
持ち駒:将棋は、相手から取った駒を、自分のものとしていつでも使うことができる。その駒のこと。
先手が後手の角を取ったね!
これで、先手は角が持ち駒になったよ!
後手はまだ持ち駒がないね!
打つ:持ち駒を盤上に置くこと。
これを金を打つというよ!
自陣:自分の陣地のこと。
青い部分が自陣だよ!
敵陣:相手の陣地のこと。
赤い部分が敵陣だよ!
王手:次に、王を取るぞ!という状態のこと。
上図は、後手玉が先手の馬の射程に入ってるから、
後手玉に王手がかかっているね!
詰み:王が、完全に捕獲された状態のこと。
王はどこにも逃げられないよ!
もし金を取っても、次に銀で取られてしまうよ!
逃げても、金で取られちゃうね!
他の場所に逃げても取られることを確認してね!
もう後手玉は、どうやっても取られてしまうじゃろ。
これが詰みじゃ。
以前の講座でラーが将棋のルールは、王様が取られたら負けだと解説してたね。
この詰みの状態になったらもう取られたのと同じだから取られるまでやらずに、ここで終わりにしよう!ってなったんだよ!
投了:負けを認めて、本来の対戦終了となる条件が成立するよりも前にゲームを終えること。
「負けました」って言ったり、頭を下げて相手に伝えることもあるよ!
振り駒:先手、後手を決める方法。歩を5枚投げて「歩」と「と金」のどちらが多く出たかで決める。
歩が多ければ振った方が先手、と金が多ければ相手が先手になるよ!
棋譜:将棋の対局の記録のこと。
ここで棋譜の読み方を簡単に知ろう!
音楽でいうと、楽譜みたいなものだよ!
楽譜を見たら、同じ曲が再現できるよね!
それの将棋版だよ!
横に、1,2,3、、、9
縦に、一、二、三、、、九
という数字が振られていますね。
これを、座標のようにして、(横の数字)(縦の漢数字)(駒の名前)という表記をします。
棋譜は、対戦記録を残したり、駒の位置を表したり、駒の動きを表すのに使われます。
先手後手表記を加える場合は頭に▲(先手マーク)、△(後手マーク)を付けます。
さらに、動きを表す時は、最後に元々(移動前)の位置(右、左)や動き(行(いき)、引(ひき)、成(なり)、不成(ならず))を書きます。
私のように不成をふなりと読まないようにしてくださいね笑
動きを表す右、左は、動いた方向ではなく、元々の位置を書くので注意してください。
また、駒を打つときは、動きの部分に打と表記します。ただ、打つ以外にその局面になりえないという局面では、打を省略します。元々盤上にある駒が動いてその局面になりえる場合は、動きがわからなくなってしまうので打と書かなければなりません。
棋譜の記載形式をまとめると、(先手・後手マーク)(横の数字)(縦の漢数字)(駒の名前)(動き)となります。
また、一手前の場所と同じときは、同(駒名)という表記をします。
例:同歩、同桂、同銀など
これを使うのは、直前に相手が指した駒を取るときのみです。
いくつか例をあげます。
例①:
上の玉の位置を表すと、▲3七玉となります。
例②:
上の動きを棋譜にすると、▲7六歩△3四歩となります。
例③:
初形から、図のように金を動かすと、棋譜は、▲5八金右となります。
例④:
持ち駒の金を5二に打った局面です。
この局面は、金を打つ以外になりえない局面なので、▲5二金が正規表記です。新聞や将棋の本などでは打を省いて書いてあります。
5三の駒が銀ではなく金だったり、4三や6三に金がいる局面で、▲5二金という表記をすると移動したのかな?という勘違いが生まれるので、5二金打と表記されます。
ただ、個人的には、わかりにくいので局面に限らず毎回「打」って書いてほしいんですけどね…
例⑤:
先手が飛車先の歩を伸ばしていき、後手が歩で取ってきた局面です。
表記は、△同歩です。
本の解説などで、△2四同歩と書かれることもありますが、正規表記は△同歩です。
また、この歩を次に先手の飛車で取ったら▲同飛となります。
なんとなく理解できたかな?
最初は難しいよね、、、
でも、これからは、こんな感じで表記することも増えてくるよ!
入門講座ではこのぐらいの理解でいいぞい。
なんとなくわかれば読めるからのぉ。
※もっと詳細に知りたい方は、日本将棋連盟のサイト
https://www.shogi.or.jp/faq/kihuhyouki.html
を見てみてください。
千日手:同一局面が4回現れること。
滅多に起こらないけど、違う手を指したらお互い負けという局面で現れるよ!
上手:対局者に棋力の差がある時に、棋力が上(将棋が強い)の人のこと。
「うわて」と読むよ!
下手:対局者に棋力の差がある時に、棋力が下(将棋が弱い)の人のこと。
「したて」と読むよ!
平手:双方が全ての駒を用いて、対等な条件で対戦すること。「ハンデ無し」の状態。最も一般的な条件である。
この初期局面の状態から、指すことを「平手」と言うよ!
駒落ち:対戦相手と実力に差があるときに、上手が駒を落とすこと。
裸玉
10枚落ち
8枚落ち
6枚落ち
4枚落ち
2枚落ち
飛車落ち
角落ち
代表的なのは、こんな感じだね!
あとは、香落ちなんかもあるよ!
絶対押さえておきたい入門用語は、以上です。
上で紹介した用語は、全て必修用語じゃ。
完璧にマスターしてくれ!
次回は、将棋のルールを実戦形式で解説していくぞ!
次の章は、こちら
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