今回は、光速右四間飛車を紹介しよう！
右四間飛車の強化版！？
そうじゃ。いつでもどこでも右四間ができる超攻撃的な戦法じゃ。
このページは、以下の構成で書いていきます。
光速右四間戦法とは？
光速右四間飛車戦法は、ラー流戦法第8の戦法です。
ところで皆さんは、右四間飛車という戦法をご存じでしょうか？
右四間飛車は、一般的に角道を止めた相手に使うかなり攻撃的な戦法です。
よく知らない方はこちらに概要をまとめたので軽く見てみてください！
光速右四間飛車は、相手が角道を止めようが止めなかろうが使える右四間飛車です。
従来の右四間飛車のように相手が角道を止めたら～とか考えません。
また、光速右四間飛車は相手がどんな戦型で来ても戦えます。
攻撃的な戦法なので攻め好きの人には、気に入っていただけると思います。
（受け棋風の方には向きません。）
また、定跡を勉強したくない力戦党の方にもオススメです。
それでは、光速右四間飛車を解説していきます。
対象読者は、宇宙将棋連盟の2級～四段です。
光速右四間飛車は、攻撃的な力戦って感じの戦法じゃ。
狙い筋と指しこなすコツ
まず、基本形から見ていこう。
このように、光速右四間飛車は、4筋から攻め潰すぞ！という戦法です。
光速右四間飛車はこれだけです。
駒組みも糞もないな（笑）
ただ、なんとなく指していると作戦負けになってしまうから、ポイントを以下に書くぞい！
ポイント１
光速右四間飛車の駒組み
とにかく、4筋の▲4六歩～▲4五歩をすぐに決めます。
居飛車で△8四歩～△8五歩を決めてきたら、▲7八金で受けるのがコツです（下図参照）。
角道は必要に応じて開ければOKです。
▲7七角型で受けても悪くはないですが、相手の動きを見てからで良いです。
まずは、攻撃体制を作るのがコツじゃ。
ポイント２
右四間棒銀
光速右四間飛車の攻めは、基本的には棒銀です。
とにかく、4筋を攻め潰すことだけを考えます。
↑私の実戦で出た局面です。
このように、右四間にして棒銀をします。
さらに、3三銀型で受けてきたら、3筋も絡めて袖飛車の含みも残して攻めるのがコツです。
（これは従来の右四間飛車でも有力です。ただし、角交換した場合4七などの角打ちに注意してください。）
とにかく、最初は攻めて攻めて攻めまくるのがこの戦法のコツじゃ。
攻めきれなくなったら、少し固める程度で基本は攻めじゃ。
ポイント３
右四間棒金
以下が右四間棒金の基本図です。
こちらは指し手はやや難しく有段者向けで、中途半端に使うと結構火傷するので注意してください。
右四間棒金は、角交換などすると身動きが取りにくくなってしまいますが、金は抑え込みに適しているので、位取り戦法のように戦うこともできます。
注目すべきは、右銀で、▲4七銀～▲5六銀と腰掛け銀にするコースや▲4七銀～▲5八銀と銀美濃にして固めるコースがあり柔軟に戦うことができます。
右四間棒金とか聞いたことないけど使えるんだな！
ポイントは、以上じゃ。
力戦に近い感じだから、嬉野流的な位置付けの戦法だね！
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